自重でももとお尻を同時に鍛えるランジの正しいフォーム・やり方

2023年7月13日記

 

自重,もも,お尻,鍛えるランジ,正しいフォーム,やり方

 

脚を前後に開いてのランジは、やり方次第で自重でも脚の引き締め・ヒップアップ効果をもたらしてくれます。

 

その方法と正しいフォーム・やり方・テクニックポイントを解説します。

 

 

 

ランジはキツい!けど絶対に取り組むべき理由

こんにちは、佐藤です。

 

脚とお尻引き締め効果で取り組む方が多い種目の一つ、脚を前後に開いてのダウン&アップのランジ。

 

 

・バーベル担いで行う
・ダンベル持って行う
・自重で行う

 

 

などの3パターンがありますが、どの局面でもランジは、脚トレ・お尻トレの中でも強度高めでキツイです!
なので初心者の方は、挫折してしまう可能性高め...

 

 

しかしランジは、自重スクワットのページでも解説しましたが、下半身の身体全体の中で筋肉量が一番多い箇所。筋肉は「脂肪燃焼の工場」なので、カロリー消費促進させる為には、ダイエット時などで必ずトレーニングすべき箇所なんですね。

 

 

ここで注目したいのが「トレーニングのバリエーション」。

 

 

例えば、「脚とお尻引き締めでスクワットだけは頑張る!」と、スクワットばかり行っていたとします。

 

 

勿論、運動効果はありますが、同じトレーニングばかりだと身体が慣れてしまうので、筋肉の成長が鈍化するかもしれません。

 

 

なので同じ箇所でも数種目のトレーニングを取り組んだ方が、成長スピードが上がります。なのでトレーニングのバリエーションを増やす意味でも、ランジはおすすめと言えます。

 

 

そんなランジは

 

 

・脚の引き締め効果
・お尻引き締め効果

 

 

の下半身の筋肉引き締め効果に加えて、

 

 

・姿勢がキレイになる
・腹筋も少なからず鍛えられている

 

 

などの副産物的効果もあるのでおススメ種目。

 

是非、正しいフォーム・テクニックで様々な運動効果をランジで手に入れてください!

 

 

 

ランジのテクニックポイント

■種目名称:ランジ
■対象筋:もも前の「大腿四頭筋」/お尻の「大殿筋」
■正しいフォーム↓

 

↓セット
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↓ダウン
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↓アップ
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↓セット
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↓ダウン
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↓アップ
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■動きのメカニズム
・脚を前後に開き、身体を沈めたり持ち上げたりで、もも前の「大腿四頭筋」とお尻の「大殿筋」が引き締められる・鍛えられる。

 

・沈み込むと、前の「大腿四頭筋」と後ろ脚の「大殿筋」が伸び(伸長動作)、持ち上げるとこれらが縮む(収縮動作)

 

・上半身が過度に倒れないようにキープさせながら行うと、腹筋群も補助に鍛えられる。

 

 

■おすすめ実施回数・セット数
・ダイエットの場合=12〜15回程度/2〜3セット

 

■実施時のおすすめテンポ
例1=2秒でダウン→2秒でアップ(ゆっくり)
例2=一気にダウン→ゆっくり3秒でアップする(クイック&スロー)
例3=4秒でゆっくりダウン→4秒でゆっくりアップ(スーパースロー)

 

 

 

効果的にランジを行う為の大事なテクニックポイント@「脚は腰幅で前後に開く!」

ランジを実際に行う前に大事なのが、スタート前のフォーム。正しいスタートであるかどうかで、運動効果を左右しますので要チェック!

 

それは身体を前から見た時に↓

 

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脚は腰幅で前後に開く点。そうする事で下半身に満遍なく負荷を掛けることが出来ます。

 

 

これが最初に開いた際に、前後一直線のような足の開き具合になりやすいです。その開き具合だと、掛かる負荷に偏りなどが出て、しっかり負荷が掛からないので腰幅でセットしましょう!

 

 

 

効果的にランジを行う為の大事なテクニックポイントA「3つの90度を作ろう!」

スタート前のフォームの次に大事なのが、実際にランジ実施中のフォーム。↓のように

 

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両膝を深く曲げるように沈み込む時に、「3つの90度」を描く・作るようにします。
「3つの90度」とは↓

 

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・前脚の膝
・後ろ脚の膝
・後ろ脚の足首

 

この3つの膝と足首の関節が90度になるまで沈み込むようにすると、脚とお尻の筋肉へ十分な負荷となって伝わります。

 

 

が!この90度まで沈むのって実際に行うと、結構きついです!!脚がプルプルしたりも...。
しかし、この角度が浅いと効きも甘くなるので、最初は出来る範囲で膝を曲げるようにし、徐々に90度にしていきましょう!

 

 

 

後ろ足のカカトチェック!

ランジでは沈み込みの「3つの90度」と同時に、後ろ足のカカトの高さも大事↓

 

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つま先で支えるようにしながら、カカトをしっかり持ち上げたままキープさせます。

 

これが負荷に負けるとカカトがフロアに近づきがち。そうなると、後ろ膝の曲げ伸ばしが甘くなり、負荷が下がります。

 

 

また、このランジをしていて「ふくらはぎが痛い!」という方、いらっしゃるかと思います(私もたまにあります...)。
それはカカトが下がってるから。なので出来るだけ高くキープして、堪えましょう!

 

 

 

効果的にランジを行う為の大事なテクニックポイントB「前足裏はカカト重心!」

このランジでは、前脚のお尻「大臀筋」も鍛えられています。ヒップアップ効果にもってこいの種目。

 

そのヒップアップ効果を上げるには、前に出している足裏の意識が重要で↓

 

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カカト重心でフロアをプッシュするようにします。なぜかと言うと、カカト重心はお尻の筋肉の関与が増してくれます。

 

 

スクワットでもそうですが、ランジでヒップアップ効果をさらに上げるには、膝と股関節の曲げ伸ばしの正しいコントロールにカカト重心もプラスさせましょう!

 

 

 

効果的にランジを行う為の大事なテクニックポイントC「膝を前に出さない!」

これは前述の「カカト重心」にも繋がりますが、ランジを行っていると、前脚の膝がつま先よりも前に出てしまうようなエラーフォームになりがち。

 

 

ランジをしてて疲労が蓄積していくと、「ダウン&アップ」で上下に動くべき重心が、やや前後に動くようになる可能性があります。

 

 

前後っぽいランジは、脚とお尻への負荷が下がり、かつ自動的に膝がつま先よりも前に出やすくなり、その繰り返しの行く先は、膝関節を痛めてしまいます。

 

 

その前後っぽいエラーフォームのランジを防ぐには↓

 

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前足裏の「カカト重心」!
カカト重心でいれば、身体の重心が持ってかれず、膝も前に出ません。ランジはお尻に聞かせる意味でも、安全に行う意味でも、カカト重心は大事なんですね!

 

 

 

効果的にランジを行う為の大事なテクニックポイントD「上半身が倒れないように真っ直ぐキープ!」

ランジで5つ目に大事なポイントは↓

 

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動作中は上半身・体幹を真っ直ぐキープさせる事により、下半身へ負荷が伝わります。

 

 

一方で疲労が蓄積してくると↓

 

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上半身が倒れやすくなって、これまた効きが甘くなります。
この上半身過度な前傾を防ぐ為に、一つは↓

 

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目の前に壁を作り、その壁に前膝や頭が当たらないイメージで繰り返すと、重心が真下になり倒れづらくなります。

 

 

そしてもう一つは、「お腹に力入れて堪える」ようにします。
この「お腹に力入れて堪える」という事は、補助的ながら腹筋も鍛えられている側面があります。それは自重のランジでもそう。

 

 

脚とお尻鍛えつつ、お腹引き締めのために上半身・体幹は立てて堪えましょう!

 

 

 

身体を倒さないように行う自重ランジのテクニックポイント「腕・肘を有効的に使う!」

とはいえ、自重でも回数繰り返していると、中々ハードに感じるこの動作。

 

 

私も会員時代は苦手で、特にスタジオプログラムの「ボディパンプ」受講初期、ランジトラックは上手く出来ませんでした。負荷に負けて身体が倒れちゃうんですよね...。

 

お腹に力入れてても(苦笑)

 

 

なので「お腹に力入れて」にプラスして、オススメなテクニック・フォームが↓

 

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@腕を前に伸ばしたまま繰り返す

 

 

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A両腕をクロスし肩と肩を指先タッチ&肘高くキープしたまま繰り返す

 

の2つのテクニックを使うと、上半身が自然と倒れづらくなって効率的にランジが出来ます。
ランジをしてて、どうしても上半身倒れちゃう!という方は、このテクニックを使ってみてください!

 

 

このページ「自重ランジ」の簡単おさらい

・「脚は腰幅で前後に開く!」
・「3つの90度を作ろう!」
・「前足裏はカカト重心!」
・「膝を前に出さない!」
・「上半身が倒れないように真っ直ぐキープ!」
・「腕・肘を有効的に使う!」

 

 

 

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